2007年01月11日

七縦七擒

〈しちじゅうしちきん〉
三国志にくわしい人には、あ〜諸葛孔明の・・・って分かるかも。
ちなみに広辞苑にもちゃんと載っている。
ただし辞書には「敵を七度放って、七度とりこにすること」だと。
分かったような、わけのわからない説明がついている。

今朝読んだ本のなかに、この言葉がでてきた。
三国志ではなくて、現代史の昭和戦中のくだりである。

大東亜戦争で日本軍が比島つまりフィリピンを占領してたときである。
「軍政」について、当時のさまざまな人が生の証言をしているのだが、
その中の憲兵曹長(下士官)の話のなかにでてくる。

軍の野戦憲兵隊長長浜大佐が常々部下に、七縦七擒を説いていた。
「敵を七度捕まえれば七度とも逃がしてやれ、逃がせば敵は、得たりと
再起をはかってくるだろうが、七度目には味方になる。それが真の勇者
のすることだ」と。
だから部下として、隊長の主義を体して捕まえたゲリラを根気よく説得
を繰り返した。一週間目に涙を流して白状して・・・

憲兵=悪者、憲兵=拷問という固定観念のようなものがなんとなくある
ようだが、勝手な決めつけは間違いだなと改めて思った。

このくだりには、ある後日談があるのだがそれはまた明日にでも・・・

そうそう、憲兵は兵隊の犯罪を取り締まるのが本来任務?
ただ野戦憲兵隊の任務第一は敵側情報の収集で、次が軍隊の犯罪の取り
締まり、だそうだ。これも今日はじめて知った。


posted by shuuin at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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