2007年01月25日

硫黄島ふたたび

日本人なら「いおうじま」とは言わない。

そう言っただけでは、納得のいかない人もいるかもしれないと気づく。
今はそういう時代なのだから、いちいち丁寧に説明しなければいけないのではないか?
ひよんなことで、あるブログに出会ったら以下のようなことが書かれてた。

 >なんども「いおうとう」と(コメンテイターが)いっていたが、当然これは誤りである。正しくは、「いおうじま」。いおうとうは鹿児島県沖にある小さな島、云々。

恐れ入ってしまうところだが、それでは先人たちに申し訳ない。

これは国語、つまり日本語の表現の問題なのだ。
今のように日本語が乱れに乱れ、国語力に至っては有史以来最低レベルにまで落ち込んでると思うしかない昨今では、もはや諦めるしかないのか。

それにしても、昔の日本人はえらい。いつ、誰が呼び始めて名がついたかわからない昔から、この国の地名、島の名や山の名をきちっと正しい呼び方をしているのに気づいて欲しい。

例えば、石垣島はイシガキジマ、礼文島はレブントウ、三笠山はミカサヤマ、鳥海山はチョウカイサン・・・。
だから、外国人がなんと読もうと、自分を日本人と思いたいのなら真似ばかりしないで正しい名を言って欲しい。
誰だって、自分の名前を勝手な読み方されたら不愉快なはずだ。

だから、富士山はフジサン、硫黄島はイオウトウなのだ。
先祖は音読みと訓読みをつかいわけて、この国の美しい自然を呼んでいた。
重箱読み、湯桶読みをさけていたらしいのが見てとれる。
例外もあるが、それにはそれなりの文化史的理由があるようだ。

伝統的な呼称には、歴史的な重みも深い意味もあるはずである。
地名を簡単に替えるのは、絶対にひかえるべきだ。
わたしには、こういう呼称・名称も『遺産』だと思えるのだ。
posted by shuuin at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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